2002年度活動報告について

1. 広島県委託事業について

出前講座の開催目標25回に対して、21回の実績となっています。2002年度は、団体などへの講座が多く、たくさんの方々に骨髄バンク、さい帯血バンクについて、ご理解いただいたことと思います。

2. 理解セミナーについて

●第1回 7月5日(金)
広島市にて、京都大学の中畑先生をお迎えし、「再生医療・先端医療を考える」と題して講演いただきました。
●第2回 12月1日(土)
三次にて、登録説明員のための研修会を兼ねて開催致しました。

3. 広島FM・ひろしまPステーション「骨髄バンクコーナー」の継続

従来型の骨髄バンク・さい帯血バンクの内容を分かりやすく理解していただくことをねらいとして放送致しました。放送内容に変化をつけることや、登録会の開催など、環境の変化に対応し、以下の新しい試みを始めております。
a) 登録会の開催日時などを事前に放送する告知の機能として活用致しました。
b) 「角膜・腎バンク」様の特集月を設け、移植医療の広報として提携を致しました。
c) 骨髄バンク・さい帯血バンクをテーマにした学校教育への補助教材づくりの補助金の申請をしておりますが、残念ながら実現しておりません。そこで、教材づくりの第1歩として、ホームページから放送内容が聴けるように、ホームページの改訂を致しました。

4. 財政基盤確立のために

目標会員数(団体法人会員20団体、個人会員200名)を設定し、ご理解・ご協力をお願いしておりますが、現状では半数にとどまっております。 ライオンズクラブ様、ソロプチミスト様、広島県共同募金会様など、各種団体からの多額のご寄付により、活動を支えていただきました。御礼申し上げます。
また、広島市のご好意により設置している旧国立畑賀病院の自動販売機などから、約19万円のご寄付をいただいております。・アペックス様を始めとする関係者の皆様に御礼申し上げます。

5. さい帯血バンクについて

2002年度より、採取の始まった中電病院に、チューブシーラーを寄贈致しました。
また、中国郵政弘済会様より、さい帯血パンフレットの増刷のためにご寄付をいただき、パンフレットを日本さい帯血ネットワークを通して、全国のさい帯血バンクに贈呈致しました。大変よく出来ていると好評です。

6. ドナー登録キャンペーンについて

2002年度より、採取の始まった中電病院に、チューブシーラーを寄贈致しました。
献血併行での骨髄バンク登録会は、広島県内で本格的にスタートし、開催回数も増えております。ただ、登録会の準備、運営、実施評価を円滑に進めるためには、専門の窓口の必要性が確認されております。このため、雇用創出基金を活用した「骨髄バンク普及推進員制度」を実施している富山県の例を参考にし、広島県での「骨髄バンク普及推進員制度」の調整をスタート致しました。

7. 学校教育での補助教材づくりについて

学習指導要領の改訂などを受けて、「総合的学習」の時間が設けられ、学校教育が変わり始めております。少子化のために、人口も減少しており、骨髄バンク・さい帯血バンクの将来に向けての課題となっております。
そこで、小中高の学校教育で使用していただける補助教材を作れないかと関係各所と折衝、並びに補助金の申請を致しましたが、学習指導要領に「白血病」、「骨髄バンク、さい帯血バンク」についての文字はないと、現状では高いハードルとなっております。
この現状を踏まえて、時間はかかりますが、当会で、できる所から型にして、積み上げる方法での取り組みを開始いたしました。
こうした主旨に、広島城北ライオンズクラブ、西北ライオンズクラブ、広島北ライオンズクラブの方々が賛同下さり、「ブルームオブユース」のチャリティコンサートを開催下さいました。その収益金約190万円のご寄付をいただきました。このご寄付を原資に、ホームページの音声化を実現致しました。
将来は、
a) ドナーさんや患者さんの声を映像化したコンテンツの提供(映像化)
b) リアルタイムでの質問への回答
c) 教室とをつないだ遠隔授業
d) 携帯電話への対応
などを、ステップバイステップで実現していくことを目指します。